競艇の菊地 孝平選手とはどんな特徴や魅力のある選手なのか?

ここ数年でじわじわと人気を高めてきているのが、北海道出身の競艇選手「菊地 孝平選手」です。今回の記事では、菊地 孝平選手にはどんな特徴や魅力があるのか?などについて、詳しく解説していきます。非常に魅力的な選手で、おすすめの選手です。

菊地 孝平選手のプロフィールとは?

 

引用元 https://www.tokyo-sports.co.jp/

菊地 孝平選手が産まれたのは1978年8月16日です。出身地は北海道になります。その後岩手県に移住し、現在は静岡県の浜松市に居を構える選手です。身長165㎝体重は53kgで、血液型はAB型です。金子良昭選手を師と仰ぎ、日々競艇選手生活に励んでいます。

菊地 孝平選手はどんな魅力がある選手なのか?

 

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菊地 孝平選手はここ近年、段々と人気が高まっている選手ですが、どんな魅力があるのでしょうか?いくつか見ていきましょう。

①ずば抜けたスタートタイミング

菊地 孝平選手の魅力の一つに「ずば抜けたスタートタイミング」があります。0.10から0.15のスタートタイミングの速さはSGクラスの選手の中でもトップクラスのスタートタイミングになります。しかも、このスピードでスタートすることが当たり前になっているため、常にこのタイミングでスタートします。

また、これだけスタートを攻めるとスタート時の事故を引き起こしやすいですが、事故も少ないため、多くのファンから定評となっています。スタートタイミングが早いため、1コース以外からでも勝利を狙いやすいのが菊地選手の魅力です。

②モーターの調整の上手さ

菊地 孝平選手はモーターの調整も上手いと言われています。菊地選手の若いころの夢は、飛行機の開発や設計などをする仕事です。そのため、物を作る技術は高く、モーターの調整も得意としています。シリーズの中でレースを重ねるたびに、しり上がりにモーターの調整も上げてくる特徴のある選手になります。

③静岡(遠州)三羽ガラスとは?

菊地 孝平選手は「静岡(遠州)三羽ガラス」の一角だと言われています。静岡(遠州)三羽ガラスとは静岡支部82期生の、坪井康晴、横澤剛治、菊地孝平の3選手を指し、優れた実力を秘めた選手だと言えそうです。ファンの間では有名なトリオになっています。

菊地 孝平選手のこれまでの戦歴をご紹介!

 

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では、菊地 孝平選手のこれまでの戦歴をご紹介していきます。ボートレーサーとしては、異例の経歴もあるので、見ていきましょう。

①名門大学は辞退して競艇選手に!

菊地選手は、北海道に産まれ、その後岩手県に引っ越しています。岩手県では名門高校に通い、岩手大学進学を目指し、勉学に励んでいました。しかし、岩手大学受験と同時に競艇選手募集試験にも応募していて、この試験が合格してしまいました。岩手大学にも推薦合格の予定でしたが、大学進学を辞退し、本栖研修所に入所し競艇選手への道を歩み始めます。

どうして、競艇選手に応募していたのか?というと、実は菊地選手のお父さんは根っからの競艇ファンで、小さいころから菊地選手を競艇の選手にしたがっていただけです。菊地選手のインタビューからは「父の勧めで競艇選手になった」と記録が残っています。

名門の岩手大学だっただけに、ちょっともったいない気もします。非常に高い学力を持った、頭脳派ボートレーサーなのです。

②1998年に念願のプロデビュー

本栖研修所では「82期七人衆」と呼ばれ、トップレベルの成績で研修所を卒業します。そして1998年5月に浜名湖競艇所で念願のプロデビューを果たします。大会2日目の5レースでは、6コースから捲りで初の勝利も飾っています。

③デビューした1998年に早速優出!

さらに、同年1998年の11月には平和島競艇場で行われた第43回日刊スポーツ旗艦捕獲レースで、初の優出も果たしました。かなりのペースで優出までたどり着いています。

④2001年には悲願の初優勝

しかし、そこから菊地選手は勢いが落ちてしまい、初優勝を手にしたのは2001年の5月でした。びわ湖競艇場で開催された一般戦で、3コースからの捲りで見事な初優勝を飾ったのです。デビューから優勝まで、思いのほか時間がかかってしまっています。

⑤2002年にはG1初出場初勝利!

2002年1月には、G1戦で初勝利を収めます。津競艇場で開催された第16回新鋭王座決定戦競走の大会4日目4レースで自身初のG1初勝利です。

同じく2002年1月の唐津競艇場で行われたG1開発中国周年記念全日本王者決定戦競走では、G1戦初優出を決めるも、決勝戦では残念ながら4着で終わります。

2002年4月には浜名湖競艇場で開催されたスピードカップで2度目の優勝をかざり、7月には詰競艇場での一般戦で3度目の優勝を手にします。この辺りから菊地選手は「A1」ランクに上がり、その地位を不動のものにしていくのです。

⑥2004年にはG1で初優勝!

2004年7月には常滑競艇場で行われた、中日スポーツ金争奪G1マーメイドグランプリで優出。決勝戦では見事5コースからの捲り差しで悲願のG1初優勝を飾ります。1998年のデビューから6年目の悲願達成です。

⑦2005年にはSGで初優勝!

2005年8月には若松競艇場で行われたSG第51回モーターボート記念でSG初の優出、さらに決勝戦では3コースからの捲りで一気のトップを飲み込み、念願のSG初優勝を手にしたのです。

⑧2008年には年間で5つの優勝!

2008年には6月と7月の一般戦で優勝。7月には芦屋競艇場で行われたG1全日本王座決定戦開設56周年記念競走にてG1戦3度目の優勝を果たします。

さらに11月には浜名湖競艇場で開催された静岡県知事争奪戦G1で自身4度目のG1戦優勝を手に入れたのです。2008年の優勝回数は5回と、今までにない好成績を残せた年になっています。

⑨2009年はSGで2度目の優勝を飾る!

2009年7月には若松競艇場で開催されたSG第14回オーシャンカップにて、SG戦2度目の優勝を手にします。9月に多摩川競艇場で行われたG1ウェイキーカップにて、優勝。11月に三国競艇場で行われたG1北陸艇王決戦でも優勝を手にしています。

その他、2009年には1月、2月、8月に4度の一般戦優勝を飾り、2009年だけで、SG戦1度、G1戦2度、一般戦4度の優勝を飾り、過去最高の成績となった1年でした。菊地選手の強みは、1コースでの逃げだけでなく、2コース、3コースからの捲り差しで勝てるところでしょう。

⑩2014年にはSGで2度の優勝をゲット

2014年の5月には福岡競艇場で開催されたSG第41回ボートレースオールスター笹川賞で、3度目のSG戦優勝を手にします。続いて6月に浜名湖競艇場で開催されたSG第24回グランドチャンピオンで、4コースからの捲りで見事優勝をかざり、SG戦4度目の優勝を手に入れることになります。

⑪2016年にはSG戦5度目の優勝!

2016年には開発前期周年記念競走G1トコタンキング決定戦にて優勝を獲得し、8月に桐生競艇場で行われた第62回ボートレースメモリアルでSG優勝をします。これでSG戦は通算5度目の優勝となり、菊地選手は、トップスター選手として人気を更に高めていったのです。

このように、幾度もSG戦で優勝し、どんなコースからもトップに食い込めるだけの実力を持っているのが、菊地 孝平選手になります。非常に知的なレーサーです。

競艇の菊地 孝平選手とはどんな特徴や魅力のある選手なのか?のまとめ

というわけで、今回は北海道出身の頭脳派レーサー菊地 孝平選手について、詳しく解説してきました。どんなコースからでも上位争いに絡みやすいところは、まさに知的なレーサーだと言えるのではないでしょうか?今後の活躍が非常に楽しみな選手です。

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