競艇の桐生 順平選手とはどんな魅力がある選手なのか?解説します!

東北の競艇選手は非常に珍しいですが、「桐生 順平選手」はその貴重なボートレーサーの一人です。今回の記事では桐生 順平選手とはどんな魅力や特徴がある選手なのか?について詳しく解説していきます。桐生選手は本当に凄い技術をもった若手のホープだったのです。

桐生 順平選手のプロフィールはどんな内容?

 

引用元 https://www.boatrace.jp/

桐生 順平選手は福島県石川郡出身のボートレーサーで、生年月日は1986年10月7日となっています。血液型はAB型で、身長161㎝体重50kgと、競艇選手の中でもかなり小柄な選手だと言えるでしょう。体重のコントロールもしやすいところがポイントです。

桐生 順平選手の魅力や特徴を見てみる!

 

引用元 https://www.boatrace.jp/

桐生 順平選手にはどんな特徴があるでしょうか?いくつか調べてきたので、ご紹介していきます。

①驚異のハイスピードターン

桐生 順平選手の最も大きな特徴は「ハイスピードターン」です。他選手を圧倒するほどの高速ターンを武器に、数々のタイトルをゲットしているのです。このハイスピードターンは「神速ターン」や「鬼ターン」とも呼ばれていて、多くの選手から恐れられる武器となっています。

通常の選手で言うと、1コースからインを取って逃げ切るのが最も得意なレースになりますが、桐生選手は、1コースからだけでなく、3、4コース、あるいはもっと奥側の5、6コースからでも十分にトップを狙える技術を持っています。とにかく、ターンのスピードがえげつないほど素晴らしいです。

②兄弟で競技選手

桐生 順平選手のお兄さんは「元競輪選手で、桐生 卓也」という選手です。桐生選手よりもふっくらした印象のお兄さんですが、目元や口元はそっくりで、見間違えてしまう程です。兄弟で、公営競技のスポーツ選手になれるぐらいなので、かなりスポーツ万能な一家に産まれられたのでしょう。

ちなみに、桐生選手の趣味はゴルフとのことで、競艇時以外にもスポーツを楽しまれる機会が多いようです。根っからのスポーツ好きな選手だと言えます。

③奥さんのお兄さんも競輪選手

桐生選手の奥様は「佐藤 絵美さん」です。奥様とはボートレーサー育成学校のやまと訓練学校時代に知り合われた仲です。奥様のお兄さんもじつは「競輪選手」なのです。実のお兄さんも競輪選手で、義理のお兄さんも競輪選手ということになります。桐生選手自身がよっぽど公営競技と関係が深いのかもしれません。

奥様はやまと訓練所は中退され、プロの競艇選手にはなられていません。しかし、常に実のお兄さんやご主人の競技姿を見られていることから、競艇選手がどれだけハードな仕事なのか?をよく理解して下さる方だと思われます。ご自身でも経験があるため、その辺りの事情には精通されている事でしょう。

④桐生 順平選手はイケメンランキングで6位になったことがある

桐生選手は、スッキリ系のイケメンボートレーサーです。爽やかさを感じさせる好青年で2012年に行われたボートレース振興会が行った女性を対象としたイケメン投票で、見事6位を獲得した実績があります。

この時はトータルで10万票が投票されていることから、競艇にハマる女子はかなり増えていることが分かります。今後も、桐生選手のようなイケメンボートレーサーが誕生してくることは、ファン獲得に向けて非常に大切なことになるでしょう。

桐生 順平選手の経歴はどうなっているのか?

 

引用元 https://www.tokyo-sports.co.jp/

桐生 順平選手の過去の実績や、経歴はどうなっているのか?詳しく解説していきます。

①競艇学校には3度目の正直で入学!

現在は賞金王も獲得し、順風満帆にレーサー生活をしているように見えますが、実際にはかなり苦労した苦労人であることも分かります。元々桐生選手の通っていた学校は「学校法人石川」という、福島県内でも指折りのスポーツの盛んな学校でした。

学校法人石川では、お兄さんの影響もあり、競技自転車部に入り活躍していました。スポーツが有名な学校だけあって、インターハイにも出場。なんと全国3位の好成績を収めています。ところが、桐生選手は、「インターハイで優勝できたら競輪選手になる」と決められていたそうで、競輪選手になる夢はここで諦められます。

しかし、お父さんやお兄さんの勧めがあり「ボートレーサー」に興味を持たれます。元々小さいころからスピードの出る乗り物が好きだった事もあり、競艇にハマっていくのです。高校卒業後はやまと訓練学校の試験を受けますが、なんと2回も不合格になってしまい、3度目の正直でようやく、やまと訓練学校の100期生として入学されます。

やまと学校時代は、競輪で培ってきた抜群の身体能力を活かし、トップの成績を維持したまま卒業、プロデビューを果たされています。最も大変なのが「減量」で、競輪選手なみの筋力を落としていくには、かなり苦労されたようです。

②デビュー4日目で初勝利

そのまま2007年5月には戸田競艇場で行われた一般戦でデビューを果たされます。大会4日目の6レースで初めての勝利を収められます。

③2008年には初優出

2008年には同じく戸田競艇場で行われたボートピア岡部カップ 開設7周年記念で初優出。

④2011年にG1初出場、初勝利をゲット

2011年1月に宮島競艇場で開催されたGI共同通信社杯 新鋭王座決定戦では、G1に初出場し、いきなりG1初勝利を収められます。

⑤同じく2011年にSG初出場、初勝利

同じ2011年には尼崎競艇場で開催されたSG第38回笹川賞で、SG戦初出場。大会4日目には初勝利も達成されます。

⑥2014年にはG1初優勝!

それから3年後の2014年9月には戸田競艇場で行われたG1第1回ヤングダービーで、見事G1初優勝を獲得です。ここまで順調に勝利を重ねられていると見て良いでしょう。

⑦2015年にはSGまで制覇!

翌2015年には3月に尼崎競艇場で開催されたSG第50回ボートレースクラシックで見事、SG初優勝に輝かれるのです。新しいグレードのレースに出てから、優勝を勝ち取られるのがとにかく早いところに、桐生選手の凄さが現れています。

⑧2015年にはフライングによる失格を経験

しかし、2015年には自身の犯したフライングで失格処分を受けてしまいます。4月に行われたG1開設63周年記念・海の王者決定戦の優勝戦での出来事でした。2016年1月29日まではG1、G2レースに出られなくなくなるという、きつい処分です。

⑨2017年に年間賞金王に輝く!

しかし、2017年には見事復活。1月には戸田競艇場で行われたG1戸田プリムローズのG1レースで優勝。3月には児島競艇場で行われたSG第52回ボートレースクラシックで、SG2回目の優勝を獲得。

見事、賞金総額が上位にランクインし、その年の年末に開催される「SG第32回賞金王決定戦」に出場が決定、その賞金王決定戦で見事優勝を獲得され、年間賞金王に輝かれています。

デビュー後は幾たびの試練がありましたが、階段をのびのびと駆け上がっていくようにスムーズに年間賞金王の座を射止められた辺りは、さすがの能力だと言えるのではないでしょうか?さらに桐生選手が凄いところは、2019年の勝率が「8.28」という驚異的な数字だということです。

8点台をたたき出すには、どのレースでも2位以内に入り続ける必要があります。それだけ、負けにくい強いレーサーでもあると言えるでしょう。

競艇の桐生 順平選手とはどんな魅力がある選手なのか?のまとめ

というわけで、今回は東北出身の若きホープ、桐生 順平選手について、どんな選手でどんな魅力があるのか?について詳しく解説してきました。ターンの速さと技術力の高さで、「負けにくく強い選手」だとお分かりいただけたのではないでしょうか?今後、競艇を体験される際は、桐生選手に注目をしてみましょう。

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